卵巣癌の画像診断のポイント 婦人科 卵巣腫瘍の取り扱いにおける大きな変化として、高異型度漿液性癌は卵管、腹膜の一連の病変として扱うように変更になったことです。 FIGO 2013 WHO 2014 卵巣腫瘍・卵管癌・腹膜癌取り扱い規約 Ⅰ期:卵巣あるいは卵 […] 続きを読む
子宮体癌のMRI画像診断のポイント 婦人科 子宮体部は内膜、筋層病変に分けられます。 また、子宮は比較的容易に生検が可能ですので、画像診断に組織型の推測が求められることは基本的にありません。 ただし、筋層病変は生検ができないことがありますので、超音波で診断困難な場 […] 続きを読む
子宮頚癌のMRI画像診断で注意するポイント 婦人科 子宮頚癌のMRI画像診断で注意するポイントをまとめました。 子宮頚癌のMRI画像診断の対称 ⅠB期以上が画像診断の対称となります。 Ⅲ、Ⅳ期は手術療法の対称とはなりません。 子宮頚癌のMRI画像診断でチェックするポイント […] 続きを読む
アルツハイマー病(AD)の脳の画像診断 頭部 アルツハイマー病(AD)で脳に起こること ADの2大病理と言われる 老人斑:アミロイドβ 神経原性線維変化:タウ の沈着が起こります。 なかでも、 嗅内皮質(きゅうないひしつ)と呼ばれる部位である側頭葉前部の内側領域に位 […] 続きを読む
大うつ病の脳の画像診断と脳に与える影響 頭部 大うつ病で頭部のCTやMRI検査では、通常異常所見は見られません。 ただし、一部の場所で萎縮が起こると報告されています。 うつ病が脳に萎縮を与える部位 それが、海馬、前頭葉、側頭葉の萎縮です。 情動・動機づ […] 続きを読む
足根骨癒合症とは?距踵骨癒合症、踵舟状骨癒合症が多い。 整形外科 足根骨癒合症 半分以上両側性。 距踵骨癒合症、踵舟状骨癒合症が多い。 癒合部は線維軟骨性癒合が多い。ときに骨性癒合。 疼痛、可動域制限。 CTが有用。MRIでは線維軟骨性癒合部に骨髄浮腫。骨髄浮腫により癒合症と知ることが […] 続きを読む
急性白血病の骨病変の画像診断の特徴 整形外科血液疾患 急性白血病の骨病変の画像診断の特徴 急性白血病は、小児では70%がリンパ性で2-5歳が発症のピーク。 関節炎や骨髄炎と症状が紛らわしい。 関節内出血、骨膜下出血、梗塞を起こすことがある。 レントゲン:びまん性の骨陰影減弱 […] 続きを読む
若年性特発性関節炎とは?画像診断のポイント! 整形外科 若年性特発性関節炎(JIA: juvenile idiopathic arthritis) 16歳未満に発症する原因不明の関節炎 全身型、関節型、症候性慢性関節炎 全身型はスティル病 関節型は10歳以上の女性に多い。6週 […] 続きを読む
片側性副鼻腔病変の鑑別・原因 頭部 副鼻腔炎は通常両側性に認めますが、片側だけに認めた場合、病理学的に確認された原因として、 慢性炎症(68%) 真菌性鼻副鼻腔炎(17%) 内反乳頭腫(7%) 悪性腫瘍(7%) その他(2%) であったと報告あり。 両側性 […] 続きを読む
慢性副鼻腔炎の分類(好中球・単核球、好酸球浸潤で分けられる) 頭部 慢性副鼻腔炎は、 好中球や単核球の浸潤が主体 好酸球の浸潤が主体 かで大きく分けることができます。 前者を、通常の副鼻腔炎(慢性化膿性副鼻腔炎)といいます。 また、後者は、 アレルギー性副鼻腔炎 好酸球性副鼻腔炎 アレル […] 続きを読む