大うつ病の脳の画像診断と脳に与える影響

 

大うつ病で頭部のCTやMRI検査では、通常異常所見は見られません。

ただし、一部の場所で萎縮が起こると報告されています。

うつ病が脳に萎縮を与える部位

それが、海馬、前頭葉、側頭葉の萎縮です。

情動・動機づけ制御している部位である眼窩前頭皮質を萎縮させると報告されています。

ではなぜうつ病でこれらの部位に萎縮が起こるのでしょうか?

うつ病が脳に萎縮を与える原因

ストレスがかかる
→視床下部-下垂体-副腎系の亢進
→コルチゾール産生

が起こります。

正常の場合、コルチゾールが産生されると視床下部-下垂体-副腎系にnegative feedbackがかかります。

しかし、うつ病の場合、このnegative feedbackが起こらず、コルチゾール過分泌になり、脳神経損傷が起こると考えられています。

コルチゾール過分泌が脳の神経にどう作用するか?

コルチゾールが過分泌になると

  • ミエリン(白質)障害
  • 神経細胞(灰白質)障害(特に海馬)

が起こると言われています。


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