肺癌のT因子の腫瘍のサイズと浸潤範囲および副所見(UICC 8th) 胸部 UICC 8thにおける肺癌のT因子の腫瘍のサイズと浸潤範囲および副所見 UICC 8th 充実成分径 浸潤範囲 無気肺・閉塞性肺炎 副腫瘍結節 Tis 0cm T1 T1mi ≦0.5cm T1a ≦1cm T1b ≦ […] 続きを読む
腹膜にできる腫瘍・腹膜病変の鑑別診断 CT検査 腹膜にできる腫瘍、腹膜に発生している腫瘍を見たときにどのような疾患を鑑別に挙げなければならないのでしょうか。 頻度としては、何か別に原発巣があり、癌の転移による腹膜播種が最多です。 そのほか腹膜に原発する腫瘍の鑑別診断に […] 続きを読む
大動脈弓突出とは?原因、症状、治療まとめ レントゲン 胸部レントゲン検査(XP検査)を受けた際に、 「大動脈弓突出があります。」 と指摘されることがあります。 この大動脈弓突出(読み方は「だいどうみゃくきゅうとっしゅつ」)とはどういったことを意味するのでしょうか? そこで今 […] 続きを読む
椎体の赤色髄と骨転移の鑑別は? MRI検査整形外科 加齢により椎体骨は脂肪髄(黄色髄)に置き換わっていきますが、全てが置き換わるわけではなく、赤色髄も残存します。 この際、T1強調像で 赤色髄 転移性骨腫瘍 ともに低信号として描出されるため、鑑別が困難な場合があります。 […] 続きを読む
偽性腸閉塞症とは?Ogilvie症候群(オギルビー症候群)とは? 消化器 偽性腸閉塞症(intestinal pseudo-obstruction)は、機械的な腸閉塞がないにも関わらず、腹部膨満、腹痛、嘔吐などの腸閉塞症状を引き起こす疾患です。 腸管の蠕動運動が障害されることが原因と言われてい […] 続きを読む
骨盤内放線菌症とは?分類と画像所見 婦人科消化器 放線菌症(actinomycosis)は口腔内や上気道、腸管などの粘膜に存在する常在嫌気性菌により起こる慢性肉芽腫性疾患です。 常在菌ですので、通常は病原性を示しません。 しかし、粘膜の損傷などをきっかけに組織内に入り、 […] 続きを読む
性器結核、結核性腹膜炎の特徴と画像診断のポイント 婦人科 性器結核(genital tuberculosis) 結核性腹膜炎(tuberculous peritonitis) はほとんど続発性で、肺結核、腹腔内結核巣から二次感染として発症します。 女性性器結核 性感染症などが原 […] 続きを読む
成熟嚢胞性奇形腫、子宮内膜症と腫瘍マーカーの関係 婦人科 成熟嚢胞性奇形腫 CA19-9が25-40%で上昇する。 サイズの大きな腫瘍で高い傾向にある。 捻転や破裂により上昇する。 子宮内膜症 CA125が上昇することがある。 内膜症が破裂するとさらに上昇する。 参考:臨床画像 […] 続きを読む
子宮筋腫が原因となり急性腹症を起こすのはどんな場合がある? 婦人科 子宮筋腫が急性腹症を起こすのはまれですが、子宮筋腫がベースにあり、そこに何らかの変化が加わり急性腹症を起こすことがあります。 それは、 子宮筋腫の捻転 子宮筋腫の赤色変性 子宮筋腫の出血 子宮筋腫の子宮動脈塞栓術(UAE […] 続きを読む
頭部外傷でCTでは診断できずにMRIでのみ診断できる病態とは? MRI検査頭部 頭部外傷の画像診断のfirst choiceは頭部CTですが、CTでは何も異常を認めない、しかし意識障害が遷延しているということがあります。 その場合に頭部MRIのみで診断できる病態があります。 頭部外傷でCTでは診断で […] 続きを読む