腸管の粘膜下浮腫、粘膜下層の肥厚の鑑別 CT検査消化器 腸管の粘膜下浮腫、粘膜下層の肥厚の鑑別 感染症 虚血性疾患 クローン病 血管炎(SLE等) Henoch-Schönlein紫斑病 放射線性腸炎 アレルギー(好酸球性胃腸炎) Henoch-Schönlein紫斑病 小児 […] 続きを読む
頚静脈孔の解剖と好発する腫瘍の鑑別は? 頭部 頸静脈孔は 前内側部の神経部 後外側部の血管部 に分けることができる。 頸静脈孔 神経部 神経部は血管部と比べて細く、舌咽神経が通過する。 頸静脈孔 血管部 血管部には、 内頸静脈 迷走神経 副神経 が走行する。 頸静脈 […] 続きを読む
内耳道の正常径と狭窄・拡張の鑑別 CT検査頭部 内耳道を通るもの 顔面神経 聴神経 迷路動静脈 正常径と狭窄、拡張 2-8mmで平均は4mm 2mm以下は狭窄 8mm以上は拡張 内耳道の狭窄(<2mm)の鑑別 頭蓋骨幹端異形成症(craniometaphysea […] 続きを読む
胸部CTで粒状影と気管支拡張を見た際には CT検査胸部 胸部CTで粒状影(小葉中心性粒状影)と気管支拡張を見た際には 非定型抗酸菌症(NTM) を第1に鑑別にあげます。 そのほか、副鼻腔気管支炎症候群(SBS)の可能性もあるため、喀痰検査によって菌を同定して確定診断を行います […] 続きを読む
胸部CT画像所見から肺炎の起炎菌を推定する CT検査胸部 胸部CT画像の肺炎の所見から、その起炎菌を同定することはある程度可能と言われています。 そのポイントは、まずは気管支の走行を無視した浸潤影の広がりを見せる非区域性パターンを取る起炎菌を知ることです。 非区域性パターンを呈 […] 続きを読む
卵巣癌の画像診断のポイント 婦人科 卵巣腫瘍の取り扱いにおける大きな変化として、高異型度漿液性癌は卵管、腹膜の一連の病変として扱うように変更になったことです。 FIGO 2013 WHO 2014 卵巣腫瘍・卵管癌・腹膜癌取り扱い規約 Ⅰ期:卵巣あるいは卵 […] 続きを読む
子宮体癌のMRI画像診断のポイント 婦人科 子宮体部は内膜、筋層病変に分けられます。 また、子宮は比較的容易に生検が可能ですので、画像診断に組織型の推測が求められることは基本的にありません。 ただし、筋層病変は生検ができないことがありますので、超音波で診断困難な場 […] 続きを読む
子宮頚癌のMRI画像診断で注意するポイント 婦人科 子宮頚癌のMRI画像診断で注意するポイントをまとめました。 子宮頚癌のMRI画像診断の対称 ⅠB期以上が画像診断の対称となります。 Ⅲ、Ⅳ期は手術療法の対称とはなりません。 子宮頚癌のMRI画像診断でチェックするポイント […] 続きを読む
アルツハイマー病(AD)の脳の画像診断 頭部 アルツハイマー病(AD)で脳に起こること ADの2大病理と言われる 老人斑:アミロイドβ 神経原性線維変化:タウ の沈着が起こります。 なかでも、 嗅内皮質(きゅうないひしつ)と呼ばれる部位である側頭葉前部の内側領域に位 […] 続きを読む
大うつ病の脳の画像診断と脳に与える影響 頭部 大うつ病で頭部のCTやMRI検査では、通常異常所見は見られません。 ただし、一部の場所で萎縮が起こると報告されています。 うつ病が脳に萎縮を与える部位 それが、海馬、前頭葉、側頭葉の萎縮です。 情動・動機づ […] 続きを読む