腰椎固定術の適応・目的・種類は?PLIF、TLIF、ALIFとは? CT検査 整形外科で行われる腰椎固定術は、腰椎すべり症による脊柱管狭窄に最も良い適応があるとされますが、実際の臨床の現場では、変性椎間板や椎間板ヘルニアによる神経根症による疼痛に対しても行われています。 では、どのような目的で手術 […] 続きを読む
脊椎の椎体の数え方・移行椎とは? 整形外科脊椎の椎体の数え方 脊椎は 7頸椎 12胸椎 5腰椎 からなりますが、変異もあります。 椎体が何番目なのかを誤ると手術の際などで別の椎体を手術してしまうというミスに繋がることがあります。 そこで、椎体が何番目なのか数え方をまとめました。 続きを読む
2017年度改訂、膵内分泌腫瘍の画像、分類、治療法 腹部 低血糖症状→インスリノーマ 難治性消化管潰瘍→ガストリノーマ と膵内分泌腫瘍が見つかることが多かったが、現在は非機能性の膵内分泌腫瘍が偶発的に見つかることが増えています。 今回は膵内分泌腫瘍についてまとめました。 続きを読む
BCGワクチン接種による骨軟部感染症の副作用 その他 BCGワクチン接種による副反応として最も多いのは、接種した側の腋窩リンパ節腫大。 まれに、 骨炎 骨髄炎 を起こすことがある。 骨髄炎については接種から6-12ヶ月後に発症するものが多い。 画像では骨の破壊性変化を認める […] 続きを読む
眼窩内腫瘍の鑑別診断 頭部 眼窩内腫瘍は半数以上がリンパ増殖性疾患であり、海綿状血管腫や涙腺多形腺腫が10%程度と言われています。 眼窩内腫瘍の鑑別診断を考える際に、眼窩内であっても、 筋円錐内 筋円錐外 のいずれに腫瘍が局在するかで鑑別は異なりま […] 続きを読む
肺癌のT因子の腫瘍のサイズと浸潤範囲および副所見(UICC 8th) 胸部 UICC 8thにおける肺癌のT因子の腫瘍のサイズと浸潤範囲および副所見 UICC 8th 充実成分径 浸潤範囲 無気肺・閉塞性肺炎 副腫瘍結節 Tis 0cm T1 T1mi ≦0.5cm T1a ≦1cm T1b ≦ […] 続きを読む
腹膜にできる腫瘍・腹膜病変の鑑別診断 CT検査 腹膜にできる腫瘍、腹膜に発生している腫瘍を見たときにどのような疾患を鑑別に挙げなければならないのでしょうか。 頻度としては、何か別に原発巣があり、癌の転移による腹膜播種が最多です。 そのほか腹膜に原発する腫瘍の鑑別診断に […] 続きを読む
大動脈弓突出とは?原因、症状、治療まとめ レントゲン 胸部レントゲン検査(XP検査)を受けた際に、 「大動脈弓突出があります。」 と指摘されることがあります。 この大動脈弓突出(読み方は「だいどうみゃくきゅうとっしゅつ」)とはどういったことを意味するのでしょうか? そこで今 […] 続きを読む
椎体の赤色髄と骨転移の鑑別は? MRI検査整形外科 加齢により椎体骨は脂肪髄(黄色髄)に置き換わっていきますが、全てが置き換わるわけではなく、赤色髄も残存します。 この際、T1強調像で 赤色髄 転移性骨腫瘍 ともに低信号として描出されるため、鑑別が困難な場合があります。 […] 続きを読む
偽性腸閉塞症とは?Ogilvie症候群(オギルビー症候群)とは? 消化器 偽性腸閉塞症(intestinal pseudo-obstruction)は、機械的な腸閉塞がないにも関わらず、腹部膨満、腹痛、嘔吐などの腸閉塞症状を引き起こす疾患です。 腸管の蠕動運動が障害されることが原因と言われてい […] 続きを読む