年別: 2017年

【CT画像あり】門脈の解剖は？注ぐ静脈は何がある？

門脈とは肝門に入る静脈のことで、肝臓に流入する静脈が門脈に注ぐ静脈ということになります。ちなみに肝静脈は肝臓から出ていく静脈ですのでこれには含まれません。門脈に注ぐ静脈にはどのような血管があるのでしょうか？図と実際 […]

肝硬変の合併症は様々なところで現れます。最も有名なのが門脈圧亢進症や脾腫などです。しかし、肝硬変により胸部に合併症が起こることがあります。

小児においてエコーやCT検査で腸管壁肥厚を認めた場合の鑑別についてまとめました。小児の小腸の腸管壁肥厚の鑑別感染性腸炎蛋白漏出性胃腸症小児脂肪便症 GVHD Henoch-Schönlein紫斑病リンパ管拡張症 […]

造影剤を静脈から注射をして、CT検査を行うことを造影CT検査といいます。この造影CT検査前には食事制限（絶食）がある場合があります。ただし、食事制限があるかどうかは、施設（病院）にもよります。食事制限（絶食）をする […]

消化管は、食道から胃、十二指腸、小腸（空腸、回腸）、大腸（結腸、直腸）を経て肛門へと繋がります。口から血を吐いてしまう吐血（とけつ）便に血液のようになってしまう下血（げけつ）は消化管出血と呼ばれます。今回はそんな […]

腹部CTや腹部MRIの検査をする際に「撮影４時間前以降は絶食にしてください」「午前に検査がある場合は、朝食は食べないでください」「午後に検査がある場合は、昼食は食べないでください」などと言われることがあります。 […]

胸部や腹部のレントゲン検査を受けた際に、「大動脈に石灰化の影があります。」「大動脈に石灰化を認めています。」などと指摘されることがあります。大動脈の石灰化とは、文字通り大動脈の壁に認められる石灰化を指します。今 […]

胸部レントゲン検査の心陰影を形成するのは右の2つのなだらかな線（弓）、左の3つのなだらかな線（弓）です。「右の第2弓は何だったけなあ？」「左の第3弓の解剖は何だったかなあ？」と、つい忘れがちな心陰影の弓についてまと […]